3月6日(水)、第18回卒業式を挙行いたしました。名残の雪が降り、季節外れの寒さとなりましたが、ご来賓の皆様、保護者の皆様に温かく見守られ、36名の卒業生は立派に本校を巣立っていきました。卒業生一人一人の未来に、幸多かれと祈ります。
3月5日(火)に予餞会が行われました。卒業生と在校生が共に過ごす最後の行事です。生徒会を中心に準備した企画が行われ、卒業生は、3年間の思い出を振り返りながら、清流高校で過ごす時間を楽しみました。
3月3日(日)、大子町商工会主催の「百段階段でひなまつり」が開かれ、大勢の人で賑わいました。本校農林科学科では紅茶、緑茶、板こんにゃく、沢庵などの農産加工品を販売しました。商品は大好評で、サイネリアや卵などはあっとういう間に売り切れてしまいました。また、運営のボランティアとしても多くの生徒が参加し、イベントを盛り上げました。
昨年12月に行われた地元産食材を用いたスイーツコンテストで、本校農林科学科の生徒3人が考案した「奥久慈の秋」が特別賞を受賞し、3月16日(土)にホテルレイクビュー水戸で開かれる「日本酒を楽しむ会」のデザートとして提供されます。2月13日(火)に開かれた試作会には3人の生徒が参加し、プロの助言を受けてスイーツを完成させました。
1月30日(火)、1年総合学科の「産業社会と人間」の時間に、社会人講話を実施しました。講師は、大子町でコーヒーと家具のお店「hajimari」を経営するお二人です。好きなことの「かけ合わせ」が仕事になる、というお話のあと、生徒たちがそれぞれ好きなことを書き出し、「かけ合わせ」を考えて発表しました。地域と自分の未来について、考え方のヒントをたくさんいただいた一時間でした。
1月14日(日)にウエイトリフティング関東選抜大会が行われ、2年生の金澤大起君が出場しました。クリーン&ジャークとトータルで自己ベストを更新し6位入賞を果たしました。6回の試技をすべて成功し、持てる力を十分に発揮することができました。夏は全国大会に出場し、よりいい景色が見られることを期待しています。
福祉系列の2年生が、JR職員の方と一緒に大子駅にて福祉体験を行いました。視覚障がい者体験では、アイマスクを着用して白杖を持ち、駅構内外を歩いて点字ブロックや券売機の点字等を体験しました。車いす利用者体験では、エレベーターがない大子駅構内にて車いすを大人4人で抱え、移動する方法などを体験しました。生徒からは「いつも利用している大子駅でも、目が見えない状態ではとても怖かった。視覚障がい者の方が線路に落ちてしまう事故なども耳にするため、困っている人がいたら見守りや声掛けが必要だと思った。」との感想が聞かれました。教室での学びだけではなく、実生活場面での体験を通して多くのことを学ぶよい機会となりました。
令和6年は元旦から、大きな災害と事故に見舞われました。1月9日(火)の開講式は、最初に能登半島地震と羽田空港事故で亡くなられた方への黙祷から始まりました。校長講話では、生きていることのありがたさをかみしめ、自分に何ができるかをよく考え、一日一日を大切に生きよう、とお話ししました。その後、ウエイトリフティング競技で関東大会に出場する金澤大起選手の紹介がありました。健闘を祈ります。
12月22日(金)に、生徒会役員任命式と閉講式を行いました。任命式では、益子生徒会長はじめ7名の新しい生徒会役員に任命証を手渡しました。閉講式では、世界で暗いニュースが多かった一年ですが、問題を一気に解決できなくても少しずつ変えることはできる、ということを、NGOアクセプト・インターナショナル代表の永井陽右さんの活動を紹介しながらお話ししました。来年は、世界も、学校も、生徒の皆さんも、少しずつでも前へ進む一年になってほしいと思います。
本校の芦野倉農場で、収穫祭を行いました。総合学科の生徒も参加し、14日(木)は3年生、21日(木)は2年生が、農場で収穫したものを材料にした料理をいただきました。メニューは、ご飯、豚汁、こんにゃく、たくあん、煮卵、焼き芋。いずれも、素材の美味しさを存分に生かした料理で、青空の下で自然の恵みに感謝しながらいただきました。準備、片付けを行ってくれた農林科学科の生徒と先生方に感謝いたします。1月18日(木)には、1年生が行う予定です。
農業コースと福祉系列の生徒が、町内の福祉施設4か所に授業で製作した物品を寄贈しました。農業コースの生徒は、ビオラやチューリップの球根を植えたプランターと大事に育てたシクラメンを寄贈しました。福祉系列の生徒は、ラップの芯を用いて車いすのブレーキ延長棒を80本製作し、寄贈しました。どちらも生徒たちが心を込めて製作した物品です。
福祉施設では、感染症等により外出や面会に配慮が必要な状況ですが、そのような中でもご利用者様に少しでも明るい気持ちになっていただけると幸いです。
福祉系列3年生が、依上小学校4年生12名を対象に本校で福祉体験学習を実施しました。福祉系列3年生は、小学生にわかりやすいようにクイズや高齢者疑似体験、車いす体験などを取り入れた学習を計画し、実践しました。
体験した児童からは「高齢者が困っていたら、声をかけて助けてあげたい」や「車いすを優しく押してあげたい」などの感想が聞かれました。体験学習を通して、小学生が福祉に興味・関心をもってもらえて嬉しいです。また、生徒は、授業で学んだ知識を活かして実践することができ、成長を感じました。
11月20日(月)、第2回防災避難訓練を実施しました。地震・火災が発生したとの想定でグラウンドに避難した後に、消火訓練を行いました。災害はいつ、どのような形でやってくるかわかりません。いざという時に命を守るための行動を、改めて確認することができました。
福祉系列2・3年生がつくば市にあるサイバーダインスタジオを訪れ、介護ロボットHAL(ハル)の装着体験を行いました。体験では、腕にセンサーを付けてHALの動作原理を学びました。また、腰タイプのHALを装着し、実際に重い荷物を持って動作アシストを体験しました。生徒からは「これほどロボットが発達しているとは思わなかった。介護ロボットHALがもっと普及し、様々な障害や疾患の方が安価に使えるようになると良いと思った。」との感想が聞かれました。今回の体験を将来に活かして欲しいと思います。
11月11日(土)・12日(日)に、第46回全国育樹祭が開催されました。11日(土)には、潮来市の茨城県水郷県民の森でお手入れ行事が行われ、本校生4名がお手入れの介添えを行いました。特に、皇族殿下・妃殿下の枝打ち・施肥の介添えは、大変注目され緊張する場面でしたが、生徒たちは落ち着いて立派に役目を果たしました。また、同日に大子町のまいんで行われた育林交流集会においても、本校生徒が司会や運営を務め、関係者から好評をいただきました。12日(日)には、アダストリア水戸アリーナで式典行事が行われ、本校農林科学科作成の木製ドローンが展示され、生徒も式典を観覧しました。大子清流高校生と、清流高校の取組が注目を浴びた2日間でした。
お手入れ行事を終えて(11日)
育林交流集会(11日)
式典行事(12日)
11月10日(金)、さわやかマナーアップキャンペーンを実施しました。生徒会役員と生活委員がチラシを作り、保護者・青少年相談員・町教育委員会・警察・スクールサポーター・青少年育成町民会議の方々とともに、あいさつとマナーアップの啓発活動を行いました。少しずつ秋めいてきた校庭に、さわやかなあいさつの声が響きました。
2年生は、11月1日(水)~3日(金)の3日間、沖縄に修学旅行に行ってきました。首里城、平和祈念公園、美ら海水族館などを訪れ、沖縄の歴史や文化にふれ、平和について改めて考える機会となりました。また、美しい自然の中で集団行動を通じて親睦を深め、高校生活のよき思い出を作ることができたことでしょう。
10月17日(木)~26日(木)の10日間、国際交流事業として、姉妹校であるタイ王国カセサート大学附属高校の生徒4名と教員2名をお迎えし、さまざまなプログラムを通して交流を深めました。この事業は、大子一高時代の平成5年度に始まり今年で30年目を迎えますが、コロナ禍で平成元年度を最後に休止しており、今年度3年ぶりに再開することができました。タイの生徒たちは授業やアクティビティに意欲的に参加し、ホームステイで日本の文化を体験し、短い期間でしたが交流を深めることができました。異文化を積極的に学ぼうとする彼らの姿勢からは、本校の生徒も学ぶことが多かったと思います。12月には、本校の生徒がタイを訪問する予定です。
10.18 歓迎式
10.18 大子町長表敬訪問
10.19 だいご小学校訪問
10.20 英語コミュニケーションⅢ
10.20 演奏研究
10.23 書道
10.24 林産加工
10.25 フードデザイン
10.25 歓送式
10月19日(木)・20日(金)の2日間、未来の林業を支える林業後継者養成事業が、町内の大子森林組合の現場にて行われました。目的は「現地での実践的な体験学習を通して林業の担い手としての意識や知識・技術を身に付ける」こと。大子町林研グループの皆様のご指導のもと、初日に高性能林業機械の操作体験、2日目には間伐実習が行われました。生徒たちは細心の注意を払いながら専門的な技術を限られた時間の中で学んでいました。
輝流祭の2日目は、文化的発表・模擬店の一般公開が行われました。文化的発表は、実習活動の写真展示やクイズなどが行われており、特にお化け屋敷は盛況でした。模擬店は、焼き鳥、唐揚げ、焼きそば、うどん、チュロス、わたあめ、はしまき、フランクフルトなどバラエティーに富んだメニューが並びました。また、PTAの皆さんにも鮎の塩焼きと芋串という地域色豊かなメニューでご協力をいただきました。輝流祭の名前の通り生徒たちが輝き、またテーマの通り来場された方々にも楽しんでいただけた一日だったと思います。
10月13日(金)・14日(土)の2日間、「楽しもう、もう二度とこないこの瞬間を。」のテーマのもと、第10回輝流祭を開催しました。1日目はステージ企画と校内公開が行われました。ステージ企画では、胸キュンセリフ、アームレスリング大会、全員参加クイズ大会、ギター演奏、各クラス企画のアピールタイムなどが行われ、大いに盛り上がりました。
福祉系列2年生が、袋田小学校にて3・4年生13名を対象に福祉体験学習を実施しました。高齢者疑似体験では、視野狭窄ゴーグルを装着して目が見えづらいという体験や、手足に重りやサポーターを付けて、手足が思い通りに動かせないといった体験を行いました。また、車いす体験では、安全な車いす介助の方法や利用者が安心する声掛けの仕方などを行いました。
体験した児童からは「お年寄りが困っていたら、優しく声を掛けてあげたい」や「車いすに乗っている人の気持ちがわかった。自分にできることがあれば手伝ってあげたい。」などの感想が聞かれました。体験学習を通して、小学生が福祉に興味・関心をもってもらえて嬉しいです。また、福祉系列の生徒が授業で学んだ知識を活かして体験学習を実践することができ、成長を感じる機会となりました。
9月23日(土)、那珂市中央公民館において第3回水郡線利用促進に係る高校生ワークショップが開催され、水郡線沿線の7校が参加しました。この日は、これまでの2回のワークショップを経て各チームが練り上げた提案を発表する、成果発表会が行われました。本校の「大子わくわく水郡線」チームは、全員の息の合った発表で見事3位となり、来年1月27日にまいんで行われるシンポジウムで発表することになりました。それまでにさらに内容を充実させ、より素晴らしい発表をしてくれることを期待しています。
9月15日(金)、農林科学科の2・3年生が稲刈り実習を行いました。2年生は手刈りで収穫し、3年生は、農業科学コースの生徒はコンバインでの収穫作業、森林科学コースの生徒は水田周辺の刈り払い作業を行いました。午後からは雨の予報でしたが、順調に作業が進み、降り出す前に終えることができました。美味しいお米が収穫できたことでしょう。
上小川小学校5年生9名が来校し、福祉体験学習を実施しました。体験学習では、福祉系列の生徒が中心となり、視覚障害者体験や車いす体験を行いました。体験した児童からは「障害者や高齢者の気持ちがわかった。」や「車いすを押す時は、声掛けがあると安心することがわかった。」などの感想が聞かれました。
体験学習を通して、小学生が福祉に興味・関心をもってもらえて嬉しいです。また、福祉系列の生徒が授業で学んだ知識を活かして体験学習を実践することができ、成長を感じる機会となりました。
9月7日(木)福祉系列の2年生が、吉成医院の吉成尚先生より講義をしていただきました。生徒たちは、高齢化社会における医療・介護の連携とリハビリテーションについて学んだ後、ロコモティブシンドローム(運動器の機能が加齢とともに衰えて、日常生活が困難となる状態のこと)について体操を交えて学習しました。今回の学びを将来に役立ててほしいです。
農林科学科では、各種業務に必要な基本的な知識・技術を身につけさせ、また資格取得により職業・進路への意識を高めるため、夏季休業中にさまざまな講習会を実施しました。
高所作業車運転技能講習(7/27~29)
小型車両系建設機械講習(7/31~8/1)
フルハーネス型安全帯特別講習(8/5)
チェーンソー作業従事者特別教育講習(8/21~23)
刈払機取扱作業者に対する安全衛生教育講習(8/24)
8月22日(火)に大子町文化福祉会館「まいん」で行われた第40回中高生の主張大会(大子町青少年育成町民会議主催)に、本校から2名の生徒が参加しました。両名とも、それぞれが選んだテーマにしっかりと向き合い、堂々とした態度で発表することができました。
8月6日(日)、第63回水戸黄門まつりで、本校森林科学コースの生徒たちがオオクワガタの販売会を行いました。課題研究で大事に育てた立派なオオクワガタに、集まった子どもたちは興味津々でした。
7月27日(木)に、中学生・保護者の皆様を対象に第1回学校説明会を開催しました。全体会では、生徒会役員が本校の特色を説明し、その後施設見学、部活動見学を行いました。猛暑の中、熱心に説明を聞いてくれた中学生の皆さん、ありがとうございました。本校の魅了を、少しでもお伝えすることができたでしょうか。来年の春、多くの皆さんと再会できることを願っています。
本校JRC部の生徒が、脳トレボードゲームを町内の福祉施設5か所に寄贈しました。この脳トレボードゲームは、大子町の地名が書かれたボードにペットボトルキャップで作った駒を置いていくというものです。施設を利用している方のリハビリや脳トレに活用していただきたいという想いで、約2か月間かけて製作しました。利用者の方々に楽しんでいただけると嬉しいです。
夏休み前最後の登校日となる7月21日(木)に、大子警察署地域交通課長の大津啓先生をお招きし、交通安全講話を行いました。また、閉講式の前には、ウエイトリフティング競技男子61kg級でインターハイに出場する髙久楓師君の壮行会が開かれました。夏休み中、生徒の皆さんは安全に留意し、それぞれの目標に向けて充実した生活を送り、9月には一回り成長した姿を見せてくれることを期待しています。
茨城大学との連携による防災ワークショップが本校で行われ、総合学科の1年生が参加しました。前半は、2019年の台風19号の被害を経験した方々から、町内の被災状況や復旧・復興までの様子などのお話しを伺いました。後半は、生徒がグループごとに町の良いと思う所、こうなってほしいという希望を付箋に書き出し、意見交換を行いました。災害を乗り越えたこれからのまちづくりに、生徒の皆さんも積極的に関わってほしいと思います。
7月12日(水)に大子町文化福祉会館「まいん」で行われた第49回大子町交通安全町民大会に本校から2名の生徒が参加し、交通安全「私の主張」の発表を行いました。両名とも、高校生にふさわしく論理的に、また堂々とした態度で発表することができました。交通事故のない安全なまちになるよう、皆で心がけましょう。
7月9日(日)、第105回全国高等学校野球選手権記念茨城大会の1回戦、本校と下妻一高の試合が日立市民球場で行われました。2年ぶりの単独チームでの出場となり、応援にも熱が入りました。選手たちは、最後まであきらめずに、全力を尽くして戦ってくれました。応援の生徒たちも、少ない人数で精一杯の応援をしました。敗れはしましたが、清流高校の未来につながる、すばらしい一日でした。
本校では、今年度、ユニクロ・ジーユーの“届けよう、服のチカラ”プロジェクト”に参加しています。このプロジェクトは、不要になった子ども服を回収し、難民キャンプの子どもたちに届ける事業です。
7月5日、ジーユー社員の方による出張授業を行いました。出張授業には、本校の福祉委員会とJRC部の生徒16名が参加しました。生徒たちは、プロジェクトの内容を理解するだけでなく、世界の難民の現状や服は人としての尊厳を守るために必要であるという、“服のチカラ”について学びました。出張授業に参加した生徒からは、「着なくなった服を捨ててしまうのではなく、困っている人に喜んでもらうためにも寄付したい。」や「SDGsについて学ぶことができた。自分にできる身近なことから実行していきたい。」との感想が出るなど、心温まる出張授業となりました。
なお、今後は、出張授業で学んだことを活かし、校内に子ども服回収ボックスを設置するなどして、プロジェクト”を進めてまいります。
総合学科の1年生が、「産業社会と人間」の授業の一環として、大子町新庁舎の施設や議会の議場を視察しました。木造の新しい庁舎を見学し、職員の方から説明を受けました。自分の生活と町との関わりについて、深く考えるきっかけとなったことと思います。
茨城県警察本部少年サポートセンターの兼子浩一先生から、薬物の使用に伴う危険や注意すべき点を、具体例をまじえてわかりやすくお話しいただきました。スマホやネット環境の発達により、地方の高校生にとっても薬物の危険が身近に迫っていることを実感しました。生徒たちも、薬物を取り巻く現状について理解が深まったことと思います。
6月9日(金)、クラスマッチが行われました。悪天候でリレーは実施できませんでしたが、その他の種目は予定どおり実施されました。バスケットボールや大縄跳びでは声援やかけ声の中で熱い戦いが、オセロやカルタでは緊迫感のある雰囲気の中で静かな戦いが繰り広げられました。そして勝っても負けても、爽やかな笑顔で讃え合う姿が印象的でした。クラスのまとまりが一段と強まったことと思います。
6月3日(土)・4日(日)に神奈川県で行われた関東高校ウエイトリフティング競技大会において、3年の髙久楓師君が男子61kg級で3位に入賞しました。苦しい試合展開でしたが最後に力を発揮し、見事入賞を勝ち取りました。おめでとう!
5月20日と21日には、大子町を舞台に常陸国YOSAKOI祭りが開催され、県内外から集まった多彩な踊り手と大勢の観客で町中が賑わい、熱気に溢れた2日間となりました。本校からは、ボランティアとして応募した生徒が運営に携わり、祭りの成功を裏方として支えました。
農林科学科の生徒全員による、農業クラブ総会が行われました。議長の選出、令和4年度事業報告・会計決算報告、令和5年度事業案・会計予算案の審議等の議事が滞りなく進められました。農業クラブの活動を通じて、生徒たちが自主的・自発的に活動する姿勢が育まれていくことを期待しています。
全校生徒による生徒総会が行われました。役員の皆さんの入念な準備とスムーズな進行により、令和5年度の行事や予算案等が承認されました。特に、「学校生活をよりよくするために」と題した生徒の意見については、代表して会長の大髙さん(3年)が説明し、多くの生徒が真剣なまなざしで聞き入っていました。生徒の主体的な活動により、今後の学校生活がより有意義なものとなることを期待しています。
本校農林科学科では、ドローンによる水稲直播栽培有用性実証実験を実施しており、5月17日にはドローンによる直播が行われました。筑波大学のつくば機能植物イノベーション研究センター加藤博士の指導のもと、クミアイ化学工業株式会社、全農茨城、JA常陸の協力で行われ、農林科学科の生徒が見学しました。手植え、機械植えの水田とともに、ドローン直播の水田がこれからどんな稲を実らせていくのか、楽しみです。
春の交通安全運動に伴う街頭キャンペーンに生徒会役員6名が参加しました。2カ所に分かれてチラシや啓発品を配布し、交通安全を呼び掛けました。参加した生徒たちは、積極的にキャンペーン活動を行いました。
第3学年進路ガイダンスおよび大子町魅力発信企業説明会を実施しました。進路ガイダンスでは、進学希望者、公務員希望者がそれぞれ個別相談やガイダンスに真剣な表情で臨みました。大子町魅力発信企業説明会では、参加した企業の担当者の方から、働く現場のお話を直接伺うことができました。3年生は、進路選択が間近に迫ってきたことを実感し、気持ちが引き締まったことと思います。
PTA並びに体育文化後援会の総会が実施され、1時間目には授業参観が行われました。農林科学科、総合学科のそれぞれの系列で特色のある授業が展開されました。保護者の皆様の目の前で生徒たちは少し緊張していたようですが、よくがんばりました。
晴天のもと、農林科学科の生徒が田植え実習を行いました。1・2年生は手植えを、3年生は機械植えを行いました。伝統的な農業と近代農業の両方を体験し、技術の進歩を実感できたと思います。実習後の昼食のカレーは、さぞかし美味しかったことでしょう。
福祉系列の2・3年生がダイアログ・ミュージアム「対話の森」で開催されているダイアログ・イン・ザ・ダークに参加しました。生徒たちは、視覚障害者の方が使用する“白杖(はくじょう)”という杖を持ち、真っ暗闇での歩行やカフェでの飲食、ブラインドサッカーなどさまざまな生活体験をしました。生徒たちは視覚以外の聴覚や触覚、嗅覚を最大限に活用し、お互いに工夫してコミュニケーションを図ることができました。生徒からは「最初は目が見えないということが怖かったが、視覚以外の感覚を使って暗闇を楽しむことができた。」「視覚障害者の方は“見えない”というだけで、私たちと何も変わらない生活をしていることがわかった。これからの支援に活かしたい。」などの感想が聞かれました。
5月2日(火)に、大子町の主催する町有林植栽イベント「次世代につなぐ森林づくり」が開かれ、本校農林科学科の生徒が参加しました。生徒たちは、苗木及び植え方の説明を受け、植え付けを行いました。
この行事は、11月に本県で開催される全国育樹祭のプレイベントとして行われました。
関東高等学校ウエイトリフティング競技大会茨城県予選会が石岡第一高等学校体育館で行われました。3年生の髙久楓師君が61㎏級で優勝、2年生の金澤大起君が89kg級で3位となり、ともに本県代表として関東大会に出場することとなりました。今後のさらなる活躍が楽しみです。
4月28日(金)に、遠足が行われました。1年生は御岩山と奥日立きららの里、2年生は国営ひたち海浜公園、3年生は那須ハイランドパークに行ってきました。天候にも恵まれ、普段とは違った環境で仲間との親睦を深めることができました。
福祉系列の2・3年生がバリアフリーやユニバーサルデザイン、防災の視点で大子町の新庁舎を見学しました。新庁舎は大子町産材を含めた純木材の庁舎で、「すべての人にやさしく利用しやすい庁舎」「防災拠点としての災害に強い庁舎」などを基本理念として造られたそうです。
見学後、福祉課の職員の方に「大子町の福祉」についてご講話いただきました。大子町の高齢化率は47.8%(2023年4月1日時点)で、2025年には高齢化率50%を超える見込みであることを知りました。高齢化率が進む大子町において、介護DX(デジタルトランスフォーメーション)やスマート介護など、最先端の介護技術を導入している取り組みについて学ぶことができました。
4月21日(金)7時間目には、第1回防災避難訓練を実施しました。
火災の発生を想定し、避難経路を通ってグランドへ、生徒は速やかに避難しました。
火災だけでなく、地震、台風、水害等、災害はいつ訪れるかわかりません。いざという時の備えは怠らぬよう、心がけたいものです。
4月21日(金)の1・2時間目に、「未来探究」の授業として、大子町役場まちづくり課の職員、地域おこし協力隊の鈴木友貴先生をお招きし、地方創生の取り組みについての特別講義を実施しました。1時間目は、講師の先生方から大子町の現状と地方創生の取り組みについてお話しいただき、2時間目には、ショート動画で大子町をPRするというワークショップを行いました。短い時間でしたが講師の先生方の支援により、生徒たちからはユニークなアイデアが数多く発表されました。
4月17日(月) インターネット・スマホの安全利用に関する講話を実施しました。
茨城県メディア教育指導員の鈴木慶子先生から、インターネットやスマートフォンの使用に伴う危険や注意すべき点を、具体例をまじえてわかりやすくお話しいただきました。技術の進歩に伴いトラブルも多様化し、私たちは被害者にも加害者にもなり得ることを実感しました。生徒たちも、自らの置かれている状況について理解が深まったことと思います。
4月11日(火) 表彰伝達式・農業クラブ役員任命式が行われました。
表彰伝達式では、昨年度に各種大会やコンクール、検定等で活躍した生徒の皆さんに、表彰状を手渡しました。
あわせて、農業クラブ役員任命式も行われました。農業クラブは、農業高校生の自治的・自発的な組織として、「科学性」「社会性」「指導性」の育成を目標としています。
4月10日(月) 清流オリエンテーションが行われました。
対面式に続いて、「清流を知ろう」では在校生による学科や系列の紹介、生徒会本部による学校紹介が行われました。その後の部活動紹介では、14の部活動の代表から、それぞれに趣向を凝らした各部の紹介がありました。在校生の手作りの歓迎行事で、新入生は清流高校の温かさと魅力を感じたことと思います。
4月7日(金) 第20回入学式を挙行いたしました。
ステージ上には芦野倉農場で先輩たちが育てたサイネリアの花が飾られ、新入生を迎えました。在校生代表生徒の温かい歓迎の言葉に続いて、新入生代表の生徒から力強い誓いの言葉がありました。ご来賓のご祝辞や多くのメッセージ、祝電をいただき、46名の新入生は新たな一歩を踏み出しました。
令和5年4月1日付けで本校校長として着任いたしました細貝雅之です。今年度も引き続き「校長室より」で生徒たちの活動の様子をお知らせいたします。
4月6日(木)に、新任式と始業式が行われました。新任式では、代表の生徒さんから温かい歓迎の言葉をいただきました。始業式では、私から「自分を大切にしよう」「他人を大切にしよう」「一年後の自分をイメージしよう」という3つのことをお話ししました。